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グレート・リタ/愚冷刀凛汰(逢坂鈴汰)のプロレス専門ブログ。団体は新日本、W-1。選手は武藤敬司、グレート・ムタ、飯伏幸太、棚橋弘至、中邑真輔、内藤哲也、真田聖也、その他新日本、W-1勢など。Twitter :@rita_osaka
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どうも、再び降臨しました。
グレート・リタです。

前回記事のラストで新日本プロレス・浜松大会を観戦する、と言いましたが、
絶妙のタイミングで体調を崩し、泣く泣く観戦を断念しました。

そのために更新がアホみたいに遅くなってしまいましたが、
とりあえず気を取り直していってみましょう。


今回は業界のトップに君臨し、プロレス界を牽引し続ける新日本プロレスの現在を語ってみたいと思います。

新日本プロレスの成り立ちや歴史なんかを全部論じているとそれだけで論文が一本書けてしまうので(書いてみるのも面白いかも)、興味のある方は調べてみてください。

さて、現在新日本は、第3次黄金期と言っても過言ではないほど勢いがあります。
今年1月のレッスルキングダム8も大成功をおさめ、
広島・大阪の連続ビッグマッチも成功。
プロレス自体が復活しつつある中で、ダントツのトップを走っています。

特にレッスルキングダム8では、2年ぶりとなる中邑真輔vs棚橋弘至の黄金カードがファン投票でメインイベントに選出され、大いに盛り上がりました。

メディアへの進出、親会社ブシロード製品とのコラボなども増え、まさに今絶好調の新日本プロレスですが・・・。

私としては現在の新日本の繁栄に、一種の危うさを感じます。

今の新日本の面白さや選手の素晴らしさを語るのは、この際またの機会、もしくは他の人に任せてしまい、
今回は新日本の抱える「弱点」について論じていきたいと思います。

ここから先、新日本を批判するような内容も書いていきますので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
新日本には何も問題ない!!文句言うやつは見るな!!!と、猪木さんのようなことを言う人もブラウザバックをお願いいたします。
それと、選手名も当然ながら出していきます。

あくまで、新日本に対する個人的な感想でありますので、その辺はご了承下さい。

では、いきます。



結論から言います。

私が感じる新日本の弱点とは、ズバリ「選手格差」と「マッチメイク」です。

現在の新日本は選手層が非常に厚く、ヤングライオンを除いても一線級の選手が揃っています。
粒がそろっているということは、それだけ団体に勢いがあるということ。

それは素晴らしいことなのですが、現在の新日本の選手の用い方を見ると、ものすごくもったいない気がしてなりません。

IWGP王者に輝いたこともある中西学、ジュニアの象徴と言える獣神サンダー・ライガー、そしてタイガーマスクが第1試合、すなわち前座の常連というのはちょっと・・・。

ジュニアは大プッシュ中の飯伏幸太、ヤングバックス、タイムスプリッターズ、フォーエバー・フーリガンズ、TAKAタイチのローテーション。

IWGPヘビー級&インターコンチネンタル戦線も現王者オカダ・カズチカを筆頭に、棚橋弘至、中邑真輔、内藤哲也、後藤洋央紀といった新日本が推している選手が連続登場。

特にインターコンチは、レッスルキングダムから3回連続で棚橋弘至vs中邑真輔の対決です。
確かにこの2人は新日本暗黒時代を支えた英雄ではあるのですが、
さすがに頼りすぎな気がしますね。
黄金カードは実現しそうでなかなか実現しないから価値があるのであって、
毎回のように同じ対決が組まれてしまうと飽きが来てしまいます。

確かに今新日本を引っ張っている選手同士の戦いは面白いですし、安定した興行収入も見込めます。
しかし、それに頼り切ってしまってはダメなことは明白です。
このカードさえ組んでおけば客は来る、なーんて胡坐かいてるとロクなことがありません。
せっかく選手層が厚いのに、一部の選手だけがメインに連続登場する。
これほどもったいないことはないでしょう。

では、どういうカードがよいのか?
IWGPヘビー級戦線を例に挙げて考えてみましょう。

もちろん中西やライガー、天山など新日本生え抜きのベテラン選手を使うのもいいですが、
ここはやはり「外敵王者」がほしいところです。

2008年、棚橋、後藤、真壁を破ってIWGPヘビー級王者となった中邑真輔の前に立ちはだかり、最終的にベルトを奪取したのは、当時全日本プロレスの社長であった武藤敬司でした。
もちろん武藤というブランドの大きさもあるでしょうが、それでも外敵に至宝を奪われた新日本勢はかつてないほど団結し、ギラギラと刃を光らせていた気がします。
あの熱さと団結が、今またほしいですね。

現在新日本に参戦してベルトを奪い、外敵王者として君臨できるレスラー。
ハッキリ言って、そんなに数はいません。
私なりに数人候補を上げておきます。

・武藤敬司(グレート・ムタ)(Wrestle-1)
 私の希望によるところが大きいですが、やはり絶対的な存在感とネームバリューは凄まじいものがあります。でも今の武藤のコンディションでは防衛戦は無理かなぁ・・・。

・秋山準(全日本)
 現在の全日本は、ちょっと問題のあるオーナーのおかげで新日本との交流がほぼゼロになっていますが、回復できた際には秋山にIWGP戦線を盛り上げてもらいたいですよね。秋山が王者になれば、間違いなく最初の挑戦者は永田裕志でしょう。これによって、第三世代も参戦できると。一挙両得。

・TAJIRI(WNC)
 個人的に一番期待したいのがTAJIRIです。彼が代表を務めるWNCは今かなり勢いがあり、大いに盛り上がっています。TAJIRI自身、本当にいいレスラーなので、2009年以来の新日本参戦を実現させてもらいたい気がしますね。

他にも成長目覚ましいKENTA(ノア)や真田聖也(W-1)なんかも面白いかもしれません。

全日本にしろノアにしろW-1にしろ、やはり新日本に比べて数歩劣る部分があるので、自分の団体を盛り上げるためにも他団体王座戦線への選手の派遣はいい手段だと思いますね。

外敵王者は他団体との兼ね合いやスケジュール調整などが難しく、なかなか実現が難しいですが、どの団体も賑わいを見せつつある中で、団体の垣根を越えてベルトを取り合うのはプロレス界全体の発展につながると私は思います。

外敵王者が難しくても、王座戦線を盛り上げる方法はあります。

一つのアイデア、というかこれはむしろ採用すべき案だと思うのですが、
リマッチ権の廃止と、一選手、一タッグチームの同王座への連続挑戦の規制・禁止ということもできるわけです。
現在の新日本のビッグマッチのスパンは大体2~3か月ですから、
リマッチや再挑戦をガンガン組んでしまうと、4か月~半年も同じカードが続いてしまうことになるわけですね。

やっぱり様々な猛者からベルトを守り抜く王者、というのを見たいので、
ぜひとも同一カードの連発防止に取り組んでいただきたいと思いますね。

今回は団体の弱点について語っているので、こんなところですね。
各選手についてはまた機会があれば語っていきたいと思います。

尻切れトンボ感満載ですが、今回はこの辺で失礼ます。
またお会いしましょう。

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プロフィール
HN:
グレート・リタ
年齢:
895
HP:
性別:
男性
誕生日:
1129/10/16
職業:
アマチュアプロレス論者兼アマチュアプロレス小説作家
趣味:
プロレス観戦とプロレス論の構築、プロレス小説の執筆
自己紹介:
要するにただのプロレス好き。
詳細プロフィール、連絡等はTwitterに。
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