グレート・リタ/愚冷刀凛汰(逢坂鈴汰)のプロレス専門ブログ。団体は新日本、W-1。選手は武藤敬司、グレート・ムタ、飯伏幸太、棚橋弘至、中邑真輔、内藤哲也、真田聖也、その他新日本、W-1勢など。Twitter :@rita_osaka
愚冷刀凜汰、唐突に降臨です。
今回から毎週水曜日の新連載、
「グレートレスラーファイル」を始めたいと思います。
愚冷刀凜汰が、知っているレスラーの基本情報をさらっと書いた上で評を述べる、という至極簡単な連載です。
持ちネタが尽きるまで頑張りますね。
グレートレスラーファイルNo.1
「武藤敬司」
所属:WRESTLE-1
階級:ヘビー
タイプ:ベビーフェイス
スタイル:武藤敬司タイプ
獲得タイトル:IWGPヘビー級、三冠ヘビー級他多数
得意技:シャイニングウィザード、ムーンサルトプレス、ドラゴンスクリュー、足4の字固め
新日本プロレスにてデビュー。
同期入門の蝶野正洋、橋本真也と共に「闘魂三銃士」として一時代を築く。
アメリカで悪の化身「グレート・ムタ」に変身し、米マットを席巻。
ムーンサルトプレスの乱発により両膝に爆弾を抱えるも、故障を感じさせないスピーディで華麗なファイトで新日本の頂点に上り詰める。
90年代後半からは膝の状態が悪化。
スピードや身軽さは鳴りを潜めるが、類希なるプロレスセンスと絶大なカリスマ性を持ち、全日本プロレス参戦後は三冠ヘビー級、世界タッグ、IWGPタッグ王座を獲得。史上初となる六冠王者となる。
その後全日本に正式移籍。全日本プロレス社長に就任し、そのセンスを活かした団体運営で好評を得る。
2011年に所属レスラーが起こした暴行事件の責任を取り辞任。会長に就任する。
そして2013年、全日本プロレス新オーナーとなった白石社長と対立し、多くの所属選手を引き連れて離脱。新団体WRESTLE-1を立ちあげる。
現在は後進の育成や自らのコンディションの悪化のため試合回数は現象しているが、今なおプロレス界の顔といえる存在である。
新日本時代初期~中期は、ムーンサルトプレスや雪崩式フランケンシュタイナーなど華麗な飛び技と、しなやかなブリッジを活かしたスープレックスで、ヘビー級らしからぬスピーディなファイトを持ち味とした。
1995年10月9日、東京ドームで行われたUWFインターナショナルとの全面対抗戦のメインイベントで、高田延彦をドラゴンスクリューからの足4の字固めで破ってからは、その流れをフィニッシュムーブとして使うようになる。
新日本後期になるとそのスピードは衰え、ムーンサルトも限定的に使用するようになる。
2000年代に入ると、変形の膝蹴りを改良して新必殺技「シャイニングウィザード」として昇華。
老獪なグラウンドテクニックで主導権を握り、スキをついてドラゴンスクリューやシャイニングウィザードを決めていくスタイルに変化する。
飛び技ややスープレックス系の技は膝の故障、身体能力の衰えにより使用しなくなったものの、最大の必殺技であったムーンサルトプレスは、現在でも時折使用する。
評:筆者の一番好きなプロレスラー。抜群の知名度とずば抜けたプロレスセンス、膝の悪さを感じさせない身軽なムーブなど、見所の塊のような存在。
序盤はグラウンド、中盤はドラゴンスクリューの連発、後半はシャイニングウィザードからムーンサルトプレスとその流れはほぼ一様で、武藤ファンならずとも試合展開はある程度読めてしまうものの、
特にシャイニングウィザードの使いどころが非常にうまい。
ひたすら畳み掛けるように連発することもあれば、一瞬のカウンターとして有効活用することもある。そのあたりはさすがのセンスだなぁと。
ただ最近はやはり加齢とコンディションの関係もあり非常に動きが重い。
コーナーへのシャイニングウィザードを見てみると一目瞭然。
2010年、世界ジュニア王者カズ・ハヤシに挑戦するために体重を103kgまで落とした時は、
全盛期を彷彿とさせるようなムーブも見られたため、体重絞ればいいのにと思ってしまう。
でもまだ(ムタとしてではあるが)一試合にムーンサルトプレスを4回も放つなど、
とんでもない底力が残っている。恐ろしい。
個人的には昔の華やかなスタイルも好きだけど、近年の重厚なグラウンドテクニックも好きだったりする。あまりピックアップされることはないものの、武藤の腕ひしぎ十字固めはなかなか強烈。
個人的ベストバウト:
新日本時代ならばUWFインターナショナルとの全面対抗戦のメインイベント、IWGPヘビー級選手権試合の高田延彦戦。
全日本以降ならば2008年、中邑真輔とのIWGPヘビー級選手権試合(2回目)
及び2010年、カズ・ハヤシとの世界ジュニアヘビー級選手権試合。
今回から毎週水曜日の新連載、
「グレートレスラーファイル」を始めたいと思います。
愚冷刀凜汰が、知っているレスラーの基本情報をさらっと書いた上で評を述べる、という至極簡単な連載です。
持ちネタが尽きるまで頑張りますね。
グレートレスラーファイルNo.1
「武藤敬司」
所属:WRESTLE-1
階級:ヘビー
タイプ:ベビーフェイス
スタイル:武藤敬司タイプ
獲得タイトル:IWGPヘビー級、三冠ヘビー級他多数
得意技:シャイニングウィザード、ムーンサルトプレス、ドラゴンスクリュー、足4の字固め
新日本プロレスにてデビュー。
同期入門の蝶野正洋、橋本真也と共に「闘魂三銃士」として一時代を築く。
アメリカで悪の化身「グレート・ムタ」に変身し、米マットを席巻。
ムーンサルトプレスの乱発により両膝に爆弾を抱えるも、故障を感じさせないスピーディで華麗なファイトで新日本の頂点に上り詰める。
90年代後半からは膝の状態が悪化。
スピードや身軽さは鳴りを潜めるが、類希なるプロレスセンスと絶大なカリスマ性を持ち、全日本プロレス参戦後は三冠ヘビー級、世界タッグ、IWGPタッグ王座を獲得。史上初となる六冠王者となる。
その後全日本に正式移籍。全日本プロレス社長に就任し、そのセンスを活かした団体運営で好評を得る。
2011年に所属レスラーが起こした暴行事件の責任を取り辞任。会長に就任する。
そして2013年、全日本プロレス新オーナーとなった白石社長と対立し、多くの所属選手を引き連れて離脱。新団体WRESTLE-1を立ちあげる。
現在は後進の育成や自らのコンディションの悪化のため試合回数は現象しているが、今なおプロレス界の顔といえる存在である。
新日本時代初期~中期は、ムーンサルトプレスや雪崩式フランケンシュタイナーなど華麗な飛び技と、しなやかなブリッジを活かしたスープレックスで、ヘビー級らしからぬスピーディなファイトを持ち味とした。
1995年10月9日、東京ドームで行われたUWFインターナショナルとの全面対抗戦のメインイベントで、高田延彦をドラゴンスクリューからの足4の字固めで破ってからは、その流れをフィニッシュムーブとして使うようになる。
新日本後期になるとそのスピードは衰え、ムーンサルトも限定的に使用するようになる。
2000年代に入ると、変形の膝蹴りを改良して新必殺技「シャイニングウィザード」として昇華。
老獪なグラウンドテクニックで主導権を握り、スキをついてドラゴンスクリューやシャイニングウィザードを決めていくスタイルに変化する。
飛び技ややスープレックス系の技は膝の故障、身体能力の衰えにより使用しなくなったものの、最大の必殺技であったムーンサルトプレスは、現在でも時折使用する。
評:筆者の一番好きなプロレスラー。抜群の知名度とずば抜けたプロレスセンス、膝の悪さを感じさせない身軽なムーブなど、見所の塊のような存在。
序盤はグラウンド、中盤はドラゴンスクリューの連発、後半はシャイニングウィザードからムーンサルトプレスとその流れはほぼ一様で、武藤ファンならずとも試合展開はある程度読めてしまうものの、
特にシャイニングウィザードの使いどころが非常にうまい。
ひたすら畳み掛けるように連発することもあれば、一瞬のカウンターとして有効活用することもある。そのあたりはさすがのセンスだなぁと。
ただ最近はやはり加齢とコンディションの関係もあり非常に動きが重い。
コーナーへのシャイニングウィザードを見てみると一目瞭然。
2010年、世界ジュニア王者カズ・ハヤシに挑戦するために体重を103kgまで落とした時は、
全盛期を彷彿とさせるようなムーブも見られたため、体重絞ればいいのにと思ってしまう。
でもまだ(ムタとしてではあるが)一試合にムーンサルトプレスを4回も放つなど、
とんでもない底力が残っている。恐ろしい。
個人的には昔の華やかなスタイルも好きだけど、近年の重厚なグラウンドテクニックも好きだったりする。あまりピックアップされることはないものの、武藤の腕ひしぎ十字固めはなかなか強烈。
個人的ベストバウト:
新日本時代ならばUWFインターナショナルとの全面対抗戦のメインイベント、IWGPヘビー級選手権試合の高田延彦戦。
全日本以降ならば2008年、中邑真輔とのIWGPヘビー級選手権試合(2回目)
及び2010年、カズ・ハヤシとの世界ジュニアヘビー級選手権試合。
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プロフィール
HN:
グレート・リタ
年齢:
895
HP:
性別:
男性
誕生日:
1129/10/16
職業:
アマチュアプロレス論者兼アマチュアプロレス小説作家
趣味:
プロレス観戦とプロレス論の構築、プロレス小説の執筆
自己紹介:
要するにただのプロレス好き。
詳細プロフィール、連絡等はTwitterに。
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