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グレート・リタ/愚冷刀凛汰(逢坂鈴汰)のプロレス専門ブログ。団体は新日本、W-1。選手は武藤敬司、グレート・ムタ、飯伏幸太、棚橋弘至、中邑真輔、内藤哲也、真田聖也、その他新日本、W-1勢など。Twitter :@rita_osaka
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グレートレスラーファイルNo.5
「中邑真輔」

所属:新日本プロレス
ユニット:CHAOS
階級:ヘビー
タイプ:ヒール
スタイル:格闘技タイプ
獲得タイトル:IWGPインターコンチネンタル、IWGPヘビー級、G1 CLIMAX優勝、NEW JAPAN CUP優勝、IWGPタッグ王座他
得意技:ボマイェ、ランドスライド、腕ひしぎ十字固め、リバース・パワースラム、バイブレーション式ストンピング

 大学時代、レスリング部と美術部に兼任所属し、レスリング部では主将を務める。
 2002年に新日本プロレスに入門。同期に後藤洋央紀、田口隆祐、山本尚史(現:ヨシタツ)がいる。レスリングでの実績とデビュー前に総合格闘技の練習を積んでいたことから、総合格闘技路線の申し子として期待を受ける。
2003年12月、天山広吉を破り最年少でIWGPヘビー級王座初戴冠。大晦日には総合格闘技の舞台でアレクセイ・イグナショフと対戦。膝蹴りを受けてダウン後すぐ起き上がったにも関わらずレフェリーにTKOを宣言され敗北。後に中邑側からの抗議でジャッジを見直され無効試合となる。
2004年、自身の持つIWGPヘビー級王座と高山善廣の持つNWFヘビー級王座とのダブルタイトル戦を行い、これに勝利。二冠王となる。後日NWF王座を封印、精密検査のためIWGP王座も返上する。5月、イグナショフと再戦し、勝利。以降総合格闘技の試合は行っていない。2005年3月、全日本プロレスの小島聡に奪取されたIWGPヘビー級王座を奪還すべく、全日本のリングに単身乗り込んで対戦要求。その後タイトルマッチで対戦するも60分フルタイムドローに終わり、奪還は失敗する。
2006年3月に無期限遠征に出発する。元IWGP王者という肩書が対戦相手を制限してしまうため覆面レスラーとして試合を行うと発表されたが、遠征先では試合を一試合も行わず、新日本ロス道場にてトレーニングをした後帰国した。12月にIWGPヘビー級王者・棚橋弘至に挑戦するも敗北。
2007年、稔(現:田中稔)、ミラノコレクションA.T.らとユニット『RISE』を結成。しかしG1 CLIMAX準決勝で左肩を負傷。欠場に入る。同年11月、復帰。メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合の後、マイクアピールを行い対戦を直訴。同じく挑戦を表明した真壁刀義との挑戦者決定戦に勝利し、次期挑戦者となる。
2008年1月4日、棚橋弘至を破りIWGPヘビー級王者となる。王者となった試合後、IWGPヘビー級3代目ベルトを所持するTNAのカート・アングルとのベルト統一選を要求。2月に対戦し勝利、3代目ベルトの奪還に成功した。同年3月、棚橋弘至を破り防衛に成功するも、4月に全日本プロレスの武藤敬司に敗れ、王座陥落。10月にリマッチ権を行使し挑戦するも、カウンターのフランケンシュタイナーで丸め込まれ敗れる。
2009年1月4日、後藤洋央紀とのタッグでプロレスリング・ノアの三沢光晴、杉浦貴組と対戦。自らが杉浦から勝利を奪った。2月、武藤を破りIWGPヘビー級王者となった棚橋弘至に挑むが敗れた。4月、真壁刀義とのシングルマッチ中に、G.B.Hのメンバーであった矢野通が真壁を裏切り椅子攻撃。そのアシストを受け真壁に完勝する。後日、真壁と本間朋晃を除くG.B.Hメンバーとヒールユニット『CHAOS』を結成。リーダーとなる。8月のG1 CLIMAXでは全勝で決勝トーナメントに進むものの決勝戦で真壁刀義に敗れ準優勝。G1終了後、棚橋弘至の王座返上に伴い行われた王者決定戦で真壁に勝利し、IWGPヘビー級王者となる。
2010年1月4日、高山善廣と6年ぶりに対戦し、勝利。その後も防衛を重ねるが、5月に真壁に敗れ王座陥落。この試合で真壁の技を受けた際、左肩の古傷を負傷。その後の興業ではテーピングを貼って出場を続けるがドクターストップがかかり、欠場する。6月に復帰し、7月にリマッチ権を行使して真壁に挑むも敗戦。10月、G1 CLIMAXを制し、真壁からIWGPヘビー級王座を奪取した小島聡に次期挑戦者に指名される。12月にタイトルマッチが行われるものの敗れた。
2011年8月、内藤哲也を破ってG1 CLIMAX初優勝。9月にIWGPヘビー級王者・棚橋弘至に挑戦するも敗れる。11月、試合後に勝利した内藤哲也に突っかかり遺恨発生。内藤もマイクアピールでG1のリベンジマッチを要求。12月に直接対決が組まれ、内藤を返り討ちにした。
2012年7月、後藤洋央紀の持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦。勝利し、第4代王者となる。試合後のコメントで同王座ベルトのデザインを酷評、会社に対し作り直しを要求する。以降、防衛を重ねる。
2013年1月4日、新日本に参戦していた桜庭和志とIWGPインターコンチネンタル王座をかけ激突。激闘の末勝利を収める。5月、メキシコ・CMLL遠征時にラ・ソンブラに敗れ王座を一度手放すも、7月の秋田大会でリベンジを果たす。11月、鈴木みのるとのタイトルマッチに勝利。試合後、リング上で次期挑戦者として棚橋弘至を呼び込む。
2014年1月4日のメインイベントで棚橋弘至とIWGPインターコンチネンタル王座をかけ激突。敗北し、棚橋に王座を明け渡す。2月、リマッチを行うも敗北。3月のNEW JAPAN CUPに出場。決勝戦でバッドラック・ファレを破り初優勝。4月、優勝者権限で棚橋弘至のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦し、勝利。王座に返り咲く。5月3日、桜庭和志とタッグを組み、グレイシー一族のダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシー組と特殊ルールで対決。道着を着用して試合に臨むも、桜庭がギブアップを奪われ敗北。その後、ダニエル・グレイシーが、12年前に総合格闘技の試合で中邑に勝利していることを引き合いに出し、IWGPインターコンチネンタル王座への挑戦を表明。13日にプロレスルールで返り討ちにする。しかし6月、バッドラック・ファレに敗れて王座陥落。無冠のまま迎えたG1 CLIMAXでは決勝戦まで進み、同じCHAOSのオカダ・カズチカと対戦。敗れて準優勝となる。9月にバッドラック・ファレにリマッチを挑み勝利。王座に三度返り咲く。

 元々は総合格闘技色の強いファイトスタイルであったが、後に肉体改造を行いパワーファイトも行うようになる。現在はキックや関節技など格闘技系の技をベースに、全身をクネクネとしならせる独特のムーブで会場を沸かせている。バックドロップやドロップキック、ジャーマン・スープレックスなど、知名度の高いプロレス技をほとんど使用していないことでも特徴的。

評:全てが独特、所作がことごとく特徴になるという、とんでもない個性を持ったレスラー。元々総合格闘技指向だったこともあり関節技の精度はピカイチ。特に若手時代から愛用している飛びつき回転腕ひしぎ十字固めは本当に画になる。総合格闘技の波が去り徐々に王道的なプロレスへと回帰していく新日本にあって、今なお格闘技色の強いそのスタイルは異色とも言える。
フィニッシュ・ホールドであるボマイェを初めとして、膝を使った攻撃のバリエーションは圧巻。ボマイェも右足正調、左足正調、スライディング、ジャンピング、スタンディング(立っている相手へのボマイェ)などどんどん進化している。末恐ろしい。
・・・のだけど、2008~2009年ごろの、特に武藤とタイトルを争っていたころのファイトスタイルも個人的には大好きなので少し寂しい気もする。昔の必殺技であるランドスライドは、ボマイェ習得後は桜庭和志戦、ラ・ソンブラ戦での雪崩式、ダニエル・グレイシー戦と三度しか使用していない(たぶん)。この技、実は筆者の好きな投げ技ベスト3に入るほど気に入っていたので残念極まりない(ちなみに好きな投げ技1位はタイガー・スープレックス。この技も昔中邑が使用していた)。
近年は新しく挑戦してきたやつに負ける→リマッチ勝利の流れが出来上がりつつあるから、できれば即座にリマッチ組むのはやめといたほうがいいと思うのだけれども。それと、もうやらないとは思うけども下手に過去の総合格闘技のことを引っ張り出してくるのはよくない。個人的にダニエルとの戦いも、その前のタッグも面白くなかった。
インターコンチ次期挑戦者に飯伏幸太が決定している。2013年のベストバウトを取った2人だけに、期待感も高いよね。個人的には飯伏に勝ってほしいけどね。因縁の柴田も倒したし、インターコンチのベルト自体も中邑の活躍で価値が急上昇している。これからはインターコンチ戦線に絡んだことのない第三世代やジュニア戦士、CHAOSとの同門タイトルマッチなんかもやってってもらいたいね。インターコンチネンタルはそれを可能にする自由なベルトだと思う。イヤァオ!!!

個人的ベストバウト:2013年東京ドーム、IWGPインターコンチネンタル選手権 vs桜庭和志
2013年G1公式戦、vs飯伏幸太

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プロフィール
HN:
グレート・リタ
年齢:
895
HP:
性別:
男性
誕生日:
1129/10/16
職業:
アマチュアプロレス論者兼アマチュアプロレス小説作家
趣味:
プロレス観戦とプロレス論の構築、プロレス小説の執筆
自己紹介:
要するにただのプロレス好き。
詳細プロフィール、連絡等はTwitterに。
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